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大林宗套(読み)だいりん そうとう

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

大林宗套 だいりん-そうとう

1480-1568 戦国時代の僧。
文明12年生まれ。臨済(りんざい)宗。天竜寺の粛元寿厳(しゅくげん-じゅげん)のもとで出家し,大徳寺の東渓宗牧(とうけい-そうもく)にまなぶ。のち古岳宗亘(こがく-そうこう)の法をつぎ,天文(てんぶん)5年大徳寺住持となる。弘治(こうじ)2年三好長慶(ながよし)にまねかれ和泉(いずみ)(大阪府)南宗寺をひらいた。永禄(えいろく)11年1月27日死去。89歳。京都出身。諡号(しごう)は仏印円証禅師,正覚普通国師。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典の解説

大林宗套

没年:永禄11.1.27(1568.2.24)
生年:文明12(1480)
室町後期の臨済宗の僧。諡号は仏印円照禅師,正覚普通国師。天竜寺では惟春寿桃と称していた。京都の人。俗姓は藤原氏。天竜寺に出家するが,文芸に傾倒していた五山の宗風を嫌って大徳寺に移り,古岳宗亘に師事し,法を嗣いだ。徳禅寺の住持を経て,天文5(1536)年に大徳寺の第90世となり,また弘治2(1556)年には三好長慶の招きにより,和泉(大阪府)南宗寺の開山となる。このころより,堺の豪商で,茶人の武野紹鴎などと広く交流,大徳寺派の禅と茶の関連を密接なものとした。一説に弘治2年4月13日の示寂。<参考文献>竹貫元勝『日本禅宗史』

(石井清純)

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