ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大正新脩大蔵経」の意味・わかりやすい解説 大正新脩大蔵経たいしょうしんしゅうだいぞうきょう 1924~34年に東京で出版された大蔵経。略して『大正大蔵経』ともいう。高楠順次郎,渡辺海旭が中心となって編纂し,そのなかには漢訳の経律論,および中国,日本で撰述された章疏など 3053部,1万 1970巻が収められている。阿含,本縁,般若など 32部門から成り,総目録索引3巻を合せて計 100巻。麗本を底本とし,宋,元,明の3本を対校している。内容もきわめてすぐれている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by