大江春塘(読み)おおえ しゅんとう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大江春塘」の解説

大江春塘 おおえ-しゅんとう

1787-1844 江戸時代後期の医師,蘭学者
天明7年生まれ。前野良沢にまなぶ。豊前(ぶぜん)中津藩(大分県)の藩医。藩主奥平昌高の命をうけ,蘭日辞書「バスタール字引」(文政5年刊)の翻訳,編集に従事した。晩年村上玄水とともに西洋医学を研究した。天保(てんぽう)15年6月20日死去。58歳。名は博文

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む