村上玄水(読み)むらかみ げんすい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村上玄水」の解説

村上玄水 むらかみ-げんすい

1781-1843 江戸時代後期の医師
天明元年生まれ。豊前(ぶぜん)中津藩(大分県)の藩医。文政2年(1819)人体解剖をおこなって,「解剖図説」をあらわす。シーボルト鳴滝塾でまなび,シーボルト事件のときは高野長英自宅にかくまった。天保(てんぽう)14年7月4日死去。63歳。名は卓。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android