最新 地学事典 「大沙利谷層」の解説
おおじゃりだにそう
大沙利谷層
Ojaridani Formation
西南日本内帯,智頭地帯を構成する結晶片岩。構造的上位の舞鶴層群相当の谷合層と下位の丹波層群相当の岩中層の間のナップ。岡山県新見市南部の大沙利谷を模式地とし東方にも分布。泥質片岩と塩基性片岩の互層からなり,珪質片岩の薄層も挟む。岩中東方では蛇紋岩のレンズ状小岩体が含まれる。層厚は模式地で270m以上。塩基性片岩は緑泥石・緑れん石・アクチノ閃石・ウィンチ閃石・クロス閃石・アルバイトなどから構成。泥質片岩は白雲母・緑泥石・石英・アルバイトを主成分鉱物とする。泥質片岩のRb-Sr白雲母年代は181±4Ma。
執筆者:石賀 裕明
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

