大河内信興(読み)おおこうち のぶおき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大河内信興」の解説

大河内信興 おおこうち-のぶおき

1630-1691 江戸時代前期の大名
寛永7年8月11日生まれ。松平信綱(のぶつな)の5男。松平(大河内)家。将軍徳川家綱の小姓から延宝7年若年寄となり武蔵(むさし)・下総(しもうさ)に1万2000石を領す。天和(てんな)2年奏者番となり常陸(ひたち)(茨城県)土浦藩主。2万2000石。貞享(じょうきょう)4年大坂城代となり1万石の加増をうけた。元禄(げんろく)3年京都所司代。元禄4年閏(うるう)8月12日死去。62歳。初名は治綱(はるつな)など。通称采女。因幡守(いなばのかみ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android