大河内正質(読み)オオコウチ マサタダ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「大河内正質」の解説

大河内 正質
オオコウチ マサタダ


肩書
貴院議員

生年月日
弘化1年4月10日(1844年)

出生地
越前国今立郡鯖江城内(福井県)

経歴
越前鯖江藩主間部詮勝の五男。大河内正和養子となり、文久2年上総大多喜藩主を襲封。維新後は貴族院議員

没年月日
明治34年6月2日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大河内正質」の解説

大河内正質 おおこうち-まさただ

1844-1901 幕末-明治時代の大名,華族
天保(てんぽう)15年4月11日生まれ。越前(えちぜん)(福井県)鯖江(さばえ)藩主間部詮勝(まなべ-あきかつ)の5男。大河内正和(まさとも)の養子となり,文久2年上総(かずさ)(千葉県)大多喜藩主大河内(松平)家9代。奏者番,若年寄をへて,慶応3年老中格。4年の鳥羽伏見戦いでは幕軍を指揮し,敗れて一時領地を没収された。子爵。貴族院議員。明治34年6月2日死去。58歳。初名は飽徳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android