大河端村(読み)おこばたむら

日本歴史地名大系 「大河端村」の解説

大河端村
おこばたむら

[現在地名]金沢市大河端町・みなと三丁目

浅野川の下流左岸、村の北に位置する。中世倉月くらつき庄のうちで、文明九年(一四七七)一〇月一五日の室町幕府奉行人奉書(美吉文書)に「大河縁」とみえ当地などにおける延暦寺押領をとどめ、摂津之親に安堵している。正保郷帳では高七二六石余、田方四四町一反余・畑方四町三反余、水損所で、ほかに新田高九六石余があった。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では高七五九石、免五ツ九歩で、小物成は野役六三匁(三箇国高物成帳)。寛文年間の家高数二四・百姓数二一(高免付給人帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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