デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大津正則」の解説 大津正則 おおつ-まさのり 1816-1873 幕末の庄屋。文化13年生まれ。大津淳一郎の父。天保(てんぽう)13年常陸(ひたち)水戸藩領折笠村(茨城県日立市)の庄屋となる。私財を投じて倉庫をつくり,食糧をたくわえ,飢饉(ききん)時に村民をすくった。安政6年前藩主徳川斉昭(なりあき)の処分撤回をもとめる運動に参加,総代のひとりとなった。明治6年10月10日死去。58歳。通称は東兵衛。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例