大津淳一郎(読み)オオツ ジュンイチロウ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「大津淳一郎」の解説

大津 淳一郎
オオツ ジュンイチロウ


肩書
衆院議員(民政党),貴院議員(勅選)

生年月日
安政3年12月23日(1857年)

出生地
常陸国多賀郡川尻村(茨城県日立市)

経歴
早くから自由民権を唱え、明治12年「茨城新報」編集長。13年興民公会を結成、同年茨城県議に選出。14年水戸で「茨城日日新聞」を創刊。16年立憲改進党入党。23年第1回衆院選以来、茨城県から議員当選13回。改進党掌事、憲政本党常議員、憲政会総務、大蔵省副参政官、文部省参政官、文政審議会委員などを歴任。昭和2年勅選貴院議員。民政党長老として顧問を務めた。著書に「大日本憲政史」(全10巻)がある。

没年月日
昭和7年1月29日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「大津淳一郎」の解説

大津 淳一郎
オオツ ジュンイチロウ

明治〜昭和期の政治家 衆院議員(民政党);貴院議員(勅選)。



生年
安政3年12月23日(1857年)

没年
昭和7(1932)年1月29日

出生地
常陸国多賀郡川尻村(茨城県日立市)

経歴
早くから自由民権を唱え、明治12年「茨城新報」編集長。13年興民公会を結成、同年茨城県議に選出。14年水戸で「茨城日日新聞」を創刊。16年立憲改進党に入党。23年第1回衆院選以来、茨城県から議員当選13回。改進党掌事、憲政本党常議員、憲政会総務、大蔵省副参政官、文部省参政官、文政審議会委員などを歴任。昭和2年勅選貴院議員。民政党長老として顧問を務めた。著書に「大日本憲政史」(全10巻)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大津淳一郎」の解説

大津淳一郎 おおつ-じゅんいちろう

1857*-1932 明治-昭和時代前期の政治家。
安政3年12月23日生まれ。自由民権をとなえて「茨城日日新聞」を創刊。茨城県会議員をへて,明治23年の第1回総選挙から衆議院議員に当選13回。立憲改進党,憲政会などに所属して活躍した。のち貴族院議員。昭和7年1月29日死去。77歳。常陸(ひたち)(茨城県)出身著作に「大日本憲政史」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「大津淳一郎」の解説

大津 淳一郎 (おおつ じゅんいちろう)

生年月日:1857年12月23日
明治時代-昭和時代の政治家。衆議院議員;貴族院議員
1932年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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