大濠公園(読み)おおほりこうえん

日本歴史地名大系 「大濠公園」の解説

大濠公園
おおほりこうえん

現在の福岡城跡西方にある県営公園。面積は約三九万八〇〇〇平方メートルで、大部分を占める大濠池は周囲約二キロ、水面は約二二万六〇〇〇平方メートル。かつてはこの地に博多湾が湾入しており、草香江くさがえとも称されたようで(「続風土記」など)、古代の鴻臚こうろ館や江戸時代の福岡城があった福崎ふくざきは海に面していたという。黒田氏による福岡築城の際にかなりの埋立があり、「続風土記」は「城の西の方、むかしは福崎の汀まて入海有て、広き潮入の斥地なりしを、此城に築るゝ時、是を埋て平地とせは、人力多く費なん、是を用ひて要害とすへしとて、猶其地を掘りて、則塘に用ひらる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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