大瑞(読み)だいずい

精選版 日本国語大辞典 「大瑞」の意味・読み・例文・類語

だい‐ずい【大瑞】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「瑞」はめでたいしるしの意 )
  2. 非常にめでたいことのあるというしるし。
    1. [初出の実例]「神力品の大瑞は仏滅後正像二千年すぎて末法に入て法華経の肝要のひろまらせ給べき大瑞なり」(出典:日蓮遺文‐瑞相御書(1275))
  3. 令制で、祥瑞を大瑞・上瑞・中瑞・下瑞の四等に区分した、その第一等のもの。延喜式に定めるものは、空想上の動植物が多い。祥瑞が出現すると、その国司太政官に報告する義務があり、特に大瑞は、特別の使者を立て、駅馬に乗って至急に報告しなければならなかった。太政官はこれを治部省に下して真偽を調査させ、誤りがなければ、すぐに天皇に上表奏聞する。上瑞以下は翌年元日に、一括して奏聞する。
    1. [初出の実例]「凡祥瑞応見。若麟鳳亀龍之類。依図書大瑞者。随即表奏」(出典令義解(718)儀制)

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