大石隆子(読み)オオイシ タカコ

20世紀日本人名事典 「大石隆子」の解説

大石 隆子
オオイシ タカコ

昭和・平成期の書家



生年
明治34(1901)年10月12日

没年
平成13(2001)年2月14日

出生地
東京・浅草

出身地
千葉県

学歴〔年〕
東京府立女子師範〔大正10年〕卒

主な受賞名〔年〕
朝倉賞〔昭和27年〕,日展文部大臣賞(第11回)〔昭和43年〕「寧楽双葉」,日本芸術院賞〔昭和46年〕,勲四等宝冠章〔昭和54年〕

経歴
東京日本橋の久松小学校の教師となり、都立白鷗高校退任まで、40年余の教師生活を送る。一方、昭和2年から尾上柴舟、円羽海鶴に師事、書を学ぶ。23年日展五科に加入、同年初入選。栴檀社を主宰女流かな書道長老で、伝統に即した書風で知られた。著書に「遠いみち」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大石隆子」の解説

大石隆子 おおいし-たかこ

1901-2001 昭和-平成時代の書家。
明治34年10月12日生まれ。仮名を尾上柴舟(さいしゅう),漢字を丹羽海鶴(かいかく)にまなぶ。日展で昭和27年,30年特選,43年文部大臣賞。46年「王朝讃歌」で芸術院賞。日展参事,栴檀(せんだん)社主宰。都立白鴎(はくおう)高教諭。平成13年2月14日死去。99歳。東京出身。東京府立女子師範卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android