大祓の使い(読み)おおはらえのつかい

精選版 日本国語大辞典 「大祓の使い」の意味・読み・例文・類語

おおはらえ【大祓】 の 使(つか)

  1. 大嘗会を行なう時、八月上旬下旬諸国に派遣した使者。中臣、卜部(うらべ)、また、忌部(いんべ)などの氏人により卜定(ぼくてい)する。
    1. [初出の実例]「祭幣帛并大祓使従七位下村国連広田将従弐人」(出典:正倉院文書‐天平一〇年(738)四月五日・和泉監正税帳)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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