大祭司(読み)ダイサイシ(その他表記)high priest

翻訳|high priest

デジタル大辞泉 「大祭司」の意味・読み・例文・類語

だい‐さいし【大祭司】

祭司の長。ユダヤ教では紀元前2世紀半ばまでレビ人アロンの直系男子が世襲したが、その後は政治的権力者らが任免権を握るようになった。

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改訂新版 世界大百科事典 「大祭司」の意味・わかりやすい解説

大祭司 (だいさいし)
high priest

エルサレム神殿祭司長。本来ザドク家の出身者に限られていたが,ハスモン・ヘロデ時代以降政争の対象となり,この原則は崩れた。別名〈油注がれた祭司〉が示すとおり,任職にあたり,油を注がれて聖別された。この点,〈油を注がれた者〉(ヘブライ語メシア)と呼ばれたイスラエルの王と等しく,黙示文学新約聖書においては,終末のメシアが王と大祭司を兼ねるようになる。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大祭司」の意味・わかりやすい解説

大祭司
だいさいし

祭司長」のページをご覧ください。

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