大竈(読み)おおがま

精選版 日本国語大辞典 「大竈」の意味・読み・例文・類語

おお‐がまおほ‥【大竈】

  1. 〘 名詞 〙 年中行事冠婚葬祭など人寄せの時の炊事のために設けた竈(かまど)日常の煮炊き用のほかに設けたもので、餠つきの蒸籠(せいろう)をかけ、牛馬の飼料用にも使う。正月供物を上げるなど尊重する風がある。
    1. [初出の実例]「惣じて大竈(オホガマ)の食(めし)焼く女、給銀とらずにゐるなり」(出典浮世草子・好色貝合(1687)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む