大竹多気(読み)オオタケ タケ

20世紀日本人名事典 「大竹多気」の解説

大竹 多気
オオタケ タケ

明治・大正期の研究者 桐生高等織染学校校長



生年
文久2年10月7日(1862年)

没年
大正7(1918)年7月19日

出身地
蝦夷地(北海道)

旧姓(旧名)
松田

別名
幼名=竹四郎

学歴〔年〕
工部大学校卒

学位〔年〕
工学博士

経歴
会津藩士・松田俊蔵の四子として生まれ、のち大竹作右衛門の養子となる。明治16年陸軍省千住製織所に勤務。18年農商務省奥州から派遣留学され、英国のマリーズ大学で製織研究に従事。22年帰国し、35年所長。43年東北帝国大学教授、のち米沢高等工業学校教授、桐生高等織染学校校長、特許局長などを歴任。また38年オーストラリアや欧米を訪れた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大竹多気」の解説

大竹多気 おおたけ-たき

1862-1918 明治-大正時代の繊維工学者。
文久2年生まれ。農商務省から欧州に派遣され,陸軍省千住製絨所所長をへて明治43年東北帝大教授。のち米沢高工,桐生高等染織学校の校長,特許局長を歴任した。大正7年7月19日死去。57歳。蝦夷(えぞ)地(北海道)出身。工部大学校卒。本姓は松田。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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