大簇(読み)タイソウ

デジタル大辞泉 「大簇」の意味・読み・例文・類語

たい‐そう【大×簇/太×簇】

中国音楽十二律の一。基音黄鐘こうしょうより二律高い音。日本の十二律の平調ひょうじょうにあたる。
陰暦1月の異称

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精選版 日本国語大辞典 「大簇」の意味・読み・例文・類語

たい‐そう【大簇・太簇】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 中国音楽十二律の第三律。日本十二律の平調(ひょうじょう)に相当する。〔礼記月令
  3. 陰暦一月の異称。たいぞく。
    1. [初出の実例]「委細略筆候。恐々謹言。大簇七日」(出典異制庭訓往来(14C中))

たい‐ぞく【大簇・太簇】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぞく」は「簇」の慣用音 ) 陰暦一月の異称。たいそう。〔伊京集(室町)〕

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