大納戸(読み)オオナンド

デジタル大辞泉 「大納戸」の意味・読み・例文・類語

おお‐なんど〔おほ‐〕【大納戸】

納戸方の一。江戸時代将軍大名納戸を管理して衣服器物出納をした役。御納戸。→小納戸

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精選版 日本国語大辞典 「大納戸」の意味・読み・例文・類語

おお‐なんどおほ‥【大納戸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 納戸役の一つ。江戸時代、幕府諸大名の御納戸をつかさどって、衣服や器物の出納をする役。おなんどかた。⇔小納戸
    1. [初出の実例]「甲(かぶと)立をかざり大納戸(ナント)衆八人居ならび」(出典浮世草子・新可笑記(1688)五)
  3. 江戸城大奥で長持、たんす、献上物その他の調度を納めた所。

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