大組(読み)オオグミ

デジタル大辞泉 「大組」の意味・読み・例文・類語

おお‐ぐみ〔おほ‐〕【大組(み)】

新聞の組み版で、部分ごとの版を集めて配列し、1ページ大の版にまとめること。また、その版。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大組」の意味・読み・例文・類語

おお‐ぐみおほ‥【大組】

  1. 〘 名詞 〙 印刷一部分ずつ組んだ小組組版を一ページの大きさにまとめること。また、その組。
    1. [初出の実例]「大組(オホグミ)が何時しか済んで、早や鋳造場へ下りたものと見えて」(出典:厲人厲語(1910)〈杉村楚人冠〉時子)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大組」の意味・わかりやすい解説

大組
おおぐみ

新聞の印刷過程で,小組の版を取捨選択したうえで適当に見出し写真などを配置しながら,ページごとに紙面を構成していく作業。現在では,記者ワープロコンピュータで書いた記事オンラインで受取り,それに整理部のつけた見出しを組合せながらコンピュータの画面上で構成している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android