デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大藤藤三郎」の解説 大藤藤三郎 おおふじ-とうさぶろう 1845-1921 幕末-明治時代の漬物商。弘化(こうか)2年生まれ。御所の大膳寮につとめる。慶応年間に京都特産の聖護院蕪菁(しょうごいんかぶら)と壬生菜(みぶな)をもちいて千枚漬けを試作。当初は発酵法によったが,維新後,酢漬け法を開発し,漬物屋大藤(だいとう)をひらいた。大正10年6月6日死去。77歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例