壬生菜(読み)ミブナ

デジタル大辞泉プラスの解説

壬生菜

京都府京都市で生産される葉物野菜。漬け菜の一種で同じ京都原産の「水菜」に似るが、葉は切れ込みがなく丸いスプーン状の形状となる。葉はやわらかで、漬物、煮物料理などに用いられる。水菜の変異種からの自然交雑で生まれた種と考えられており、1800年代初頭にはすでに栽培の記録がある。名称は発祥地の地名(中京区壬生)に由来。京都府により「京の伝統野菜」に認定されている。

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大辞林 第三版の解説

みぶな【壬生菜】

アブラナ科の越年草。京都市壬生で古くから栽培。ミズナに似るが、大きな株となり、葉に切り込みがない。香りと辛みがあり、漬物にする。

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事典 日本の地域ブランド・名産品の解説

壬生菜[葉茎菜類]
みぶな

近畿地方、京都府の地域ブランド。
江戸時代の1800年代に、京菜(みず菜)の自然交雑でできた変種。京都市中京区壬生地区に多く栽培されたことから、壬生菜と呼ばれるようになったといわれている。細長い葉形が特徴。昔から京漬物のなかでも千枚漬に添えられた。ビタミンCや食物繊維が豊富。京の伝統野菜。

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