大袋遺跡(読み)おおふくろいせき

日本歴史地名大系 「大袋遺跡」の解説

大袋遺跡
おおふくろいせき

[現在地名]館林市花山町 大袋

鶴生田つるうだ川によって開析された邑楽おうら・館林台地北辺のじよう沼の南に突出した舌状台地にある。湿地面との比高五メートル、標高約二〇メートル。谷を挟んで北の台地が大袋I遺跡、南の台地が同II遺跡とよばれる。I遺跡の調査は昭和五六年(一九八一)から五七年にわたって実施され、先土器時代の石器・細石刃核・細石刃・尖頭器・削器、縄文時代の包含層からは前期黒浜式・諸磯b式・中期加曾利E式の諸型式が出土した。また浮島式も出土しており東関東との交渉が示唆される。石器は打製石斧・磨製石斧石鏃凹石などのほか垂飾が出土。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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