20世紀日本人名事典 「大谷武夫」の解説 大谷 武夫オオタニ タケオ 大正・昭和期の水産学者 水産講習所教授。 生年明治24(1891)年1月 没年昭和25(1950)年8月16日 出生地福島県 学歴〔年〕東京帝大農科大学水産学科〔大正5年〕卒 学位〔年〕農学博士〔昭和3年〕 経歴東大講師から大正10年水産講習所教授となった。昭和3年「魚肉ノ自家消化ニ関スル研究」で農学博士。日本水産学会の創立に尽くし同学会副会長を務めた。21年退官。魚類の自家消化、消化酵素、フィッシュミール、ビタミンなどで多くの業績を残し、水産化学、水産製造学の確立に寄与した。著書に「水産食品化学」「魚類の化学」「水産製造化学」など。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大谷武夫」の解説 大谷武夫 おおたに-たけお 1891-1950 大正-昭和時代の水産化学者。明治24年1月生まれ。水産講習所(現東京水産大)教授,のち宮崎大教授。魚類の自家消化,消化酵素,ビタミンなどの研究で知られる。日本水産学会の創立に尽力し,副会長をつとめた。昭和25年8月16日死去。59歳。福島県出身。東京帝大卒。著作に「水産食品化学」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by