大豆粕(読み)だいずかす

精選版 日本国語大辞典 「大豆粕」の意味・読み・例文・類語

だいず‐かす ダイヅ‥【大豆粕】

〘名〙 大豆の油をしぼり取った粕。動物飼料肥料などに用いられる。
※一九二八・三・一五(1928)〈小林多喜二〉三「プロレタリア何処へ行ったって、締木鰊粕か大豆粕のやうに搾り取られるのだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「大豆粕」の意味・読み・例文・類語

だいず‐かす〔ダイヅ‐〕【大豆×粕】

大豆から油を絞りとったあとのかす。飼料・肥料とする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「大豆粕」の意味・わかりやすい解説

大豆粕【だいずかす】

ダイズから大豆油を採った粕。昔は肥料として広く用いられたが,現在は重要な植物性タンパク質飼料として用いられることが多い。このほか,みそ,醤油化学調味料や,接着剤水性塗料などの製造にも用いる。
→関連項目油粕ダイズ(大豆)

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android