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大躍進運動 だいやくしんうんどう

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知恵蔵2015の解説

大躍進運動

1958年夏に始まった、毛沢東思想に基づく中国の急進的な社会主義建設運動。国内建設のための総路線、大躍進、人民公社の3つの目標を掲げた三面紅旗スローガンで有名。「大いに意気込み、常に高い目標を掲げ、より多く、より早く、より良く、より経済的に社会主義の建設を進める」という「社会主義建設の総路線」が提唱された。この運動によって人民公社が組織され、生産の目標は限りなく高く設定された。しかし現実を無視した運動の結果は、農村部の疲弊ぶりをみれば明らかであった。この大躍進運動の悲劇的な結末は、59年8月の中国共産党8期8中全会、いわゆる盧山会議での彭徳懐国防相らによる毛沢東批判、そして毛沢東の国家主席辞任につながってゆき、文革による毛沢東の復しゅうへの導火線になった。

(中嶋嶺雄 国際教養大学学長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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