…古くは伊予国に属したが,室町時代に小早川氏の支配下に入り,近世初期には安芸国に属した。1422年(応永29)の《小早川文書》には〈大条浦〉(現,大長(おおちよう)),〈興友浦〉(現,沖友)など町内の地名がみえる。南東端の御手洗(みたらい)は,近世には廻船などの寄航地としてにぎわい,町場が形成された。…
※「大長」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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