大隆寺(読み)だいりゆうじ

日本歴史地名大系 「大隆寺」の解説

大隆寺
だいりゆうじ

[現在地名]宇和島市宇和津町一丁目

辰野たつの川上流左岸の景勝地にある。金剛山と号し、臨済宗妙心寺派。本尊釈迦如来

開山は臨済宗霊雲派の僧大室。慶長一三年(一六〇八)頃、富田信高が亡父を弔うため建立し、金剛山正眼しようげん院と称した。伊達氏の入部後、寛政六年(一七九四)五代藩主村候の廟所となり、以後藩主の菩提寺となった。廉方を招いて、村候の七回忌の時寺号を大隆寺と改めた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む