大雪国道(読み)だいせつこくどう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大雪国道」の意味・わかりやすい解説

大雪国道
だいせつこくどう

北海道の中央部を東西に延びる道路。全長 90km。国道 39号線 (旭川網走間) の一部で,旭川-石北峠間 (1050m) をいう。かつて 39号線は,旭川から上川遠軽留辺蘂経由で網走に通じていたが,大雪山周辺の森林,鉱山資源の開発を目的に,上川より層雲峡,石北峠を越えて留辺蘂にいたる新国道が建設された (1956開通) 。大雪山北側の原始林や,石狩川源流,大函,小函の景勝地,北見山地を望む石北峠など,沿道は観光道路としての価値が高い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android