大鰻(読み)オオウナギ

デジタル大辞泉 「大鰻」の意味・読み・例文・類語

おお‐うなぎ〔おほ‐〕【大×鰻】

ウナギ科の魚。全長約2メートルにもなる。熱帯性で、日本では黒潮影響のある地方に生息し、利根川北限

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精選版 日本国語大辞典 「大鰻」の意味・読み・例文・類語

おお‐うなぎおほ‥【大鰻】

  1. 〘 名詞 〙 ウナギ科の淡水魚。体はウナギ型で、全長約二メートルに達する。黄褐色の地に黒褐色の雲形斑紋がある。カニエビ小魚などを食べるので蟹食(かにくい)ともいう。海で産卵し、孵化後レプトケファルス幼生期を経る。熱帯性のウナギ類の一種で、日本では黒潮の影響を直接にうける南日本の河川分布。〔大和本草(1709)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「大鰻」の解説

大鰻 (オオウナギ)

学名Anguilla marmorata
動物。ウナギ科の魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の大鰻の言及

【ウナギ(鰻)】より

…いずれもウナギ属Anguillaの魚で世界中に16種いるが,そのうち3種はそれぞれ2亜種に分けられているので計19種類。日本にいるものはウナギとオオウナギの2種である。すべて温水性魚類で,熱帯ないし温帯に分布する。…

【津島[町]】より

…愛媛県南西部,北宇和郡の町。人口1万4861(1995)。宇和島市の南に位置し,西は宇和海南部に面してリアス海岸となっている。東は高知県に接する。三方を山に囲まれ,町域北端の鬼ヶ城山(1151m)に発して宇和海に注ぐ岩松川などの河川沿いに低地がある。一帯は津島郷とよばれ,中世,岩松の天ヶ森城に拠ってあたりを支配した越智氏は,津島殿と称された。江戸時代,宇和島藩の地方(じかた)支配の区分では津島組であった。…

※「大鰻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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