天山山地(読み)てんざんさんち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「天山山地」の意味・わかりやすい解説

天山山地
てんざんさんち

佐賀県中部にある山地花崗岩からなり,天山 (1046m) および東方の彦岳 (845m) を中心とする。脊振山地南西に延びた一部で,川上川 (→嘉瀬川 ) 断層谷を隔てて脊振連峰と対峙し,南は佐賀平野に臨む。天山県立自然公園に属する。

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世界大百科事典(旧版)内の天山山地の言及

【脊振山地】より

…北寄りの雷山(らいざん)山地(狭義の脊振山地)は福岡・佐賀両県の県境となり,脊振山地の最高峰の脊振山(1055m),雷山(995m)がある。南西部には天(てん)山(1046m)を最高峰とする天山山地が位置している。雷山・天山両山地の間は標高500m前後の高原状の地形である。…

※「天山山地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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