新撰 芸能人物事典 明治~平成 「天本英世」の解説
天本 英世
アマモト ヒデヨ
        
              - 職業
 - 俳優
 - 生年月日
 - 大正15年 1月2日
 - 出生地
 - 福岡県 北九州市若松区
 - 出身地
 - 佐賀県
 - 学歴
 - 七高造士館卒,東京大学法学部政治学科中退
 - 経歴
 - 戦後、東大法学部を中退して俳優座同人会に入る。のち劇団四季を経てフリー。舞台の代表作に「ファンタスティックス」「天守物語」「椿姫」「山吹」「エリザベス」などがある。昭和29年知的な雰囲気を買われ、木下恵介監督「女の園」で哲学講師役に起用され映画デビュー。35年岡本喜八監督の「暗黒街の対決」に黒づくめの殺し屋として登場して以来、岡本作品の常連として「日本のいちばん長い日」「助太刀屋助六」などほとんどの作品に出演。テレビでは「仮面ライダー」の敵役・死神博士として子どもたちの人気を得た他、「平成教育委員会」などバラエティ番組にも出演した。アクの強い脇役として強烈な存在感を示した。他の出演作に映画「EAST MEETS WEST」「30・thirty」、テレビ「オレゴンから愛’96」「あさき夢見し」「うきは」などがある。また、スペイン文化に造詣が深く、スペイン語と日本語両方でロルカの詩を朗読した。フラメンコ中心のレコード収集でも有名だった。著書に「スペイン回想」「スペイン巡礼」などがある。
 - 没年月日
 - 平成15年 3月23日 (2003年)
 - 伝記
 - 日本オタク大賞〈2004〉 日本オタク大賞実行委員会 編(発行元 扶桑社 ’04発行)
 
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

