天物(読み)テンブツ

デジタル大辞泉 「天物」の意味・読み・例文・類語

てん‐ぶつ【天物】

天から授かった物。自然の産物天産物
「僕は―を汚す悪魔の舌を見るのです」〈木下尚江良人の自白

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「天物」の意味・読み・例文・類語

てん‐ぶつ【天物】

  1. 〘 名詞 〙 天から授かった物。自然界に産する物。天産物。
    1. [初出の実例]「以殄天物戒」(出典先哲叢談(1816)四)
    2. 「街道に二三の管を埋めんとせば、徒に天物を暴殄するのみならず」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外)
    3. [その他の文献]〔礼記‐王制〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android