天物(読み)てんぶつ

精選版 日本国語大辞典 「天物」の意味・読み・例文・類語

てん‐ぶつ【天物】

〘名〙 天から授かった物。自然界に産する物。天産物
先哲叢談(1816)四「以殄天物戒」
西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外「街道二三の管を埋めんとせば、徒に天物を暴殄するのみならず」 〔礼記王制

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デジタル大辞泉 「天物」の意味・読み・例文・類語

てん‐ぶつ【天物】

天から授かった物。自然の産物。天産物。
「僕は―を汚す悪魔の舌を見るのです」〈木下尚江良人の自白

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