コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

天神記物 てんじんきもの

1件 の用語解説(天神記物の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

てんじんきもの【天神記物】

浄瑠璃,歌舞伎脚本の一系統。菅原道真(菅丞相)と藤原時平の確執,道真の九州大宰府への流罪という史実にまつわり,飛梅伝説,雷神伝説,また天満天神縁起などがある。これら道真の事蹟を浄瑠璃や歌舞伎にとり入れて脚色したもの。演劇脚本の上では能の《雷電》が先駆作。近世に入り,《天神本地》《天神御出世記》などの古浄瑠璃の曲名が伝えられているが,上演年月や演者など明らかでない。加賀掾の演目の中にも《天神御本地》を伝えるが内容不明。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

天神記物の関連キーワード菅原伝授手習鑑隅田川物先代萩歌舞伎浄瑠璃菅秀才小さん金五郎碁盤忠信佐倉義民伝桜丸夕霧伊左衛門

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone