太江村(読み)たいえむら

日本歴史地名大系 「太江村」の解説

太江村
たいえむら

[現在地名]古川町太江

神原かんばら峠から流下する太江川に沿い、西は杉崎すぎさき村。村名につき「斐太後風土記」に「此村往古以来何方より見ても、岡の高処に家居せれば、諸人高家たいへ村なりと云しなるべし」とある。慶長一〇年(一六〇五)の飛騨国郷帳の小島こじま郷に「すへさね村 大江村 忍村」とあり、田方五五六石余・畑方二七八石余、物成二五〇石余。同一八年の郷帳では高五三三石余。元禄検地反歩帳では高二七三石余、田一六町七反余・畑一四町三反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android