日本歴史地名大系 「杉崎村」の解説
杉崎村
すぎざきむら
杉崎村
すぎさきむら
杉崎村
すぎさきむら
「新編常陸国誌」に「鹿島社久寿中神領目録ニ、那珂郡ノ内ニ、スキサキトアルモノ是ナリ」とみえる。和光院過去帳(和光院文書)の元亀三年(一五七二)に「杉崎」とみえ、天正一四年(一五八六)に「杉崎村」とある。寛永一二年(一六三五)の水戸領郷高帳先高には「七百八拾五石三斗四升 杉崎村」とあり、水戸藩領であったが、正保三年(一六四六)天領となるなどの変遷を経て、安政二年(一八五五)の入石田畑取調帳(武藤文書)には「松平大炊守様分」「牧野備後守様分」などと記され、二藩(宍戸藩・笠間藩)・天領・旗本領が錯綜していた。
杉崎村
すぎさきむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報