デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太田雄貴」の解説
太田雄貴 おおた-ゆうき
昭和60年11月25日生まれ。種目はフルーレ。小学3年からフェンシングをはじめる。平安高時代の平成14年全日本選手権で優勝,翌年インターハイ3連覇をはたした。16年ワールドカップ(テヘラン)で個人優勝。同年アテネ五輪では9位。20年北京五輪で銀メダルを獲得し,日本フェンシング史上初のメダリストとなった。21年国際フェンシング連盟ランキングで日本人初の1位となる。同年ワールドカップ(ハバナ)で優勝,アジア選手権で3連覇。22年ワールドカップ(東京)で3度目の優勝。24年ロンドン五輪では個人戦は3回戦で敗退したが,団体(太田雄貴,千田健太,三宅諒,淡路卓)で銀メダルを獲得。25年国際フェンシング連盟の選手委員会委員長に選ばれる。27年世界選手権フルーレ個人で日本人初の金メダルを獲得。森永製菓所属。滋賀県出身。同志社大卒。