デジタル大辞泉
「フルーレ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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フルーレ
フェンシング3種目の一つ。胴体部への突きのみが得点になる。先に剣先を相手に向けた選手に攻撃権が与えられ、相手が剣を払うなどしてかわせば権利が移る。団体は延べ9人で3分ずつ戦い、45点を先取するか試合終了時に合計得点が多いチームが勝つ。
2008年北京五輪の男子個人で太田雄貴が五輪では日本フェンシング史上初のメダルとなる「銀」を獲得し、12年ロンドン五輪では団体でも2位となった。世界選手権では15年に太田が個人で金メダルを獲得している。(共同)
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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
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フルーレ
- 〘 名詞 〙 ( [フランス語] fleuret ) フェンシングに用いる剣の一つ。また、それを用いて行なう競技。試合は「突き」のみで有効面は足・手・頭を除く部分。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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フルーレ
fleuret; foil
フェンシングに用いる剣の一種。またそれを用いて行なう競技種目。フェンシング技術の基本をなすもので,最も早く国際大会で採用された。剣はその先端で突くだけのもので,切ることはできない。全長 110cm,剣身 90cm,直径 12cm以下のつばがあり,全重量は最大 500g,鋼鉄製で細い。襟首の線以下,両腕および両足のつけ根までの胴体部分だけに対する突き (トゥシュ) を5本先取したほうが勝ちとなる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内のフルーレの言及
【フェンシング】より
…白いユニフォームを着て金網のマスクをかぶり,片手に剣をもった剣士が台(ピスト)の上で1対1で突き,あるいは斬りを争う。使用する剣により,フルーレ,エペ,サーブルの3種に分けられる。
[歴史]
刀剣を操作する技術をみがくための訓練や模擬試合はきわめて古くから行われていたが,フェンシングの直接の起源は中世の騎士の技芸であり,15世紀ころ発生したといえる。…
※「フルーレ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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