奈佐原宿(読み)なさはらしゆく

日本歴史地名大系 「奈佐原宿」の解説

奈佐原宿
なさはらしゆく

[現在地名]鹿沼市奈佐原町

壬生みぶ通の宿場楡木にれぎ宿と鹿沼宿との間にある。壬生宿へ三里、鹿沼宿へ一里一〇町、例幣使街道金崎かなさき宿(現下都賀郡西方村)へ一里半三町。宿内町並南北四町一六間、天保一四年(一八四三)の宿内人別男一五五・女一七五、宿内惣家数六三、うち本陣一・旅籠屋二二。人馬継問屋場は二ヵ所、宿建人馬一三人・一三疋、うち三人・三疋は囲人馬。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android