奈良の八重桜(読み)ナラノヤエザクラ

デジタル大辞泉 「奈良の八重桜」の意味・読み・例文・類語

なら‐の‐やえざくら〔‐やへざくら〕【奈良の八重桜】

桜の一品種。カスミザクラ改良種とされる。4月下旬から5月にかけて、淡紅色で八重咲きの花を開く。東大寺知足院のものは天然記念物。ならやえざくら。

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事典 日本の大学ブランド商品 「奈良の八重桜」の解説

奈良の八重桜

飲料(酒類)]
奈良女子大学奈良県奈良市)の大学ブランド。
奈良女子大学100周年記念の日本酒。奈良県花であるナラノヤエザクラの花から分離した酵母を使用している。醸造は今西清兵衛商店(奈良市)。またラベルの文字は興福寺の多川俊映貫首の筆によるもの。酵母の原料となっているナラノヤエザクラは八重桜の一種オクヤマザクラの変種とされ、古来より和歌に詠まれるなど、広く親しまれてきた花である。1922(大正11)年、三好学博士によって東大寺知足院にてその種が発見され、翌年3月7日に「知足院奈良八重桜」として国の天然記念物に指定された。奈良を象徴する花として、県花だけでなく市章・市花に採用され、奈良女子大学の学章にもなっている。内容量は、300ml。価格は、735円(税込)。なお、「奈良の八重桜」は2009(平成21)年8月に商標登録済(第5258184号)。権利者は、株式会社今西清兵衛商店。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。

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