奈良松荘(読み)なら しょうそう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奈良松荘」の解説

奈良松荘 なら-しょうそう

1786-1862 江戸時代後期の国学者,儒者。
天明6年生まれ。備後(びんご)(広島県)の儒者菅茶山(かん-ちゃざん)らにまなぶ。尊王攘夷をとなえ,郷里讃岐(さぬき)(香川県)で国学と和歌をおしえた。文久2年1月28日死去。77歳。名は広葉(ひろのぶ)。字(あざな)は洗心。法名は義立。別号に翠岸,泡斎。著作に「岸上楼雑記」「松荘吟稿」「古事記略伝」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android