契合(読み)ケイゴウ

デジタル大辞泉 「契合」の意味・読み・例文・類語

けい‐ごう〔‐ガフ〕【契合】

[名](スル)合わせた割り符のようにぴったり一致すること。「両者意見契合する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「契合」の意味・読み・例文・類語

けい‐ごう‥ガフ【契合】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 割符を合わせること。
  3. 割符を合わせたように、ふたつのものがぴったりと合うこと。それぞれ統一融合すること。
    1. [初出の実例]「為人師長而得其侍者。機縁契合。咸有待焉」(出典空華集(1359‐68頃)一一・贈俊上人帰里叙)
    2. 「宜しく律法の本旨条例に契合して毫も矛盾する所無かる可し」(出典:泰西国法論(1868)〈津田真道訳〉一)
    3. [その他の文献]〔律呂新書〕
  4. 契約を交わすこと。〔広益熟字典(1874)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む