符合(読み)フゴウ

デジタル大辞泉 「符合」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ごう〔‐ガフ〕【符合】

[名](スル)
割符わりふが合うこと。
二つ以上の事柄が、ぴったりと照合・対応すること。「話が事実と符合する」
[類語]合致一致吻合揃う団結暗合整合大同大同団結結束該当当てはまる等しい同然同断同様一緒適合適応相当即応順応対応照応同質同列同等等質見合う元元対等同級等し並み同席同位同じ同一等価均等一律一様イコール互角五分伯仲五分五分おっつかっつ拮抗きっこうどっこいどっこいとんとん匹敵比肩伍する相半ばする肩を並べる勝るとも劣らない並び立つ負けず劣らずいずれ劣らぬ似たり寄ったり並ぶ団栗どんぐりせい比べ双璧ちょぼちょぼ甲乙付け難い雁行一進一退鍔競つばぜり合い竜虎相追いつ追われつ抜きつ抜かれつ競り合うせめぎ合う攻防一歩も引かぬ同前同上同類共通そのまま

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精選版 日本国語大辞典 「符合」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ごう‥ガフ【符合】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 割符の合うこと。
    1. [初出の実例]「法皇の叡慮。我思ふ所あたかもふがうをあはせたるがごとし」(出典:浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)五)
  3. 二つ以上の事柄やものがぴったり照合・対応すること。付合。
    1. [初出の実例]「大威儀師寛救入滅云々、符合実康之言、今日、入六月之節、符合会釈之説」(出典台記‐康治三年(1144)五月二九日)
    2. 「教文に符合して、あやまりなき法門なるべし」(出典:梵舜本沙石集(1283)三)
    3. [その他の文献]〔南斉書‐顧歓伝〕

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