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 けい kye

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


けい
kye

朝鮮において発達した一種の相互扶助,親睦などを目的とした団体。契は朝鮮古来の慣習で,高麗時代末期から軍布契という納税団体から始るという。朝鮮王朝 (李朝) 中期以後から納税団体や同業組合だけでなく,広範に普及した。

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けい

「契 (せつ)」のページをご覧ください。


せつ
Xie

中国,殷王朝の始祖神。玄王ともいう。帝こくの次妃簡狄がつばめの卵をのんで生れたという (卵生説話) 。また舜や禹に仕えたという説話もある。

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デジタル大辞泉の解説

けい【契】

朝鮮で、李朝時代に村落などで広く行われていた相互扶助組織。

けい【契】[漢字項目]

常用漢字] [音]ケイ(漢) [訓]ちぎる
約束する。ちぎる。「契約密契黙契
割符。「契印契合
うまく合う。「契機
記号や文字をきざみつける。書いた文字。「契文/書契
[名のり]ひさ
[難読]契丹(きったん)

せつ【契】

中国古代の伝説上の人物。帝嚳(ていこく)の子で、禹(う)の治水を援助したのち、帝舜の司徒となり、殷(いん)の基礎を築いたという。

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百科事典マイペディアの解説

契【けい】

日本の頼母子(たのもし)無尽に類似した朝鮮の互助的金融組織。共通目的達成のために地域の友人関係を基盤とし,対等・平等が鉄則である。親睦契,喪布契,婚姻契のほか,村の共同購入や資金融資・利殖のための契もある。

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世界大百科事典 第2版の解説

けい【契】

朝鮮の伝統的な相互扶助組織。高麗時代の(ほう)の伝統をひき,李朝末期に軍布契(軍布は政府が徴兵の代償として徴集した布)などの農民による自発的な納税対策として盛んになった。中国の合会や日本の頼母子(たのもし)などに類似する。農村においては村の公共事業生産活動,共同購入,資金融資,親睦や娯楽などあらゆる目的に契の方式が採用されてきた。目的に応じて成員数,成員の属性,事業規模,運営方法,集団の永続性の点で違いがあるが,加入者の平等互恵の契約精神はいずれの契にも徹底している。

せつ【契 Xiè】

中国古代殷王室の始祖とされる伝説上の人物。黄帝の曾孫帝嚳(ていこう)の第二夫人簡狄が玄鳥(燕)の卵を飲んで妊娠し,生んだと言われる。帝舜のとき,禹の治水を助けて功があり,司徒の官に任ぜられて民を教化し,商(河南省商丘県)に封ぜられたという。殷が本来は商と呼ばれていたのはこのことによる。卜辞では確認されないが,殷代末期に,当時行われていた伝説上の人物を王系化したものであろうと考えられる。【伊藤 道治】

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大辞林 第三版の解説

けい【契】

朝鮮王朝時代以来の相互扶助組織。農村や都市で、公私のあらゆる目的に応じて結ばれ、種々の形態がある。

せつ【契】

中国の伝説上の人物。帝舜の時に司徒となり、禹を助けて治水に功があったために商に封ぜられ、殷いんの祖になったという。

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世界大百科事典内のの言及

【朝鮮】より

…中部以北の万神は,巫病にかかった人が,そのときに憑(つ)いた神を守護神(身主モムチュmomchu)とし,有名な万神の下で修業して入巫する師弟継承の形をとり,賽神においては激しい歌舞を通じて憑依(ひようい)状態になって神おろしして神託をのべることで有名である。巫堂と信者との関係は,賽神の依頼を通じて結ばれる一回契約的なものでもありうるが,より永続的な関係としては,中部以北の場合,病弱な子どものすこやかな成長を願って子どもの姓名と生年月日を書いた命橋(ミョンタリmyŏngtari)という布を万神にそなえ,万神と神親子関係を設定する。命橋によって結ばれた神子たちが,個々の万神の信者の中核をなすことになる。…

【ツバメ(燕∥玄鳥)】より

…また中国の画や詩では,ツバメとシダレヤナギとの組合せが見え,動と静の対比を通して優美な感じを与える。ちなみに,古代神話によれば,殷の祖先契(せつ)は,簡狄(かんてき)がツバメの卵を飲んで生んだという。【植木 久行】
[西洋]
 ドイツではツバメは昔から春を告げる鳥で同時に幸運をもたらし,家を守護する鳥だった。…

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