契闊(読み)ケイカツ

デジタル大辞泉 「契闊」の意味・読み・例文・類語

けい‐かつ〔‐クワツ〕【契×闊】

別れて長い間会わないこと。ぶさた。久闊きゅうかつ

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精選版 日本国語大辞典 「契闊」の意味・読み・例文・類語

けっ‐かつ‥クヮツ【契闊】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「詩経‐邶風・撃鼓」の「死生契闊、与子成説」による語。一説の意、一説にの意 )
  2. 努力して苦しむこと。物事にはげむこと。〔傅毅‐迪志詩〕
  3. 久しく対面していないこと。ぶさた。疎遠。
    1. [初出の実例]「契闊幾年頭半白、相逢一笑眼双青」(出典:空華集(1359‐68頃)八・次石室韻贈遵敬仲)
    2. 「爾後契闊(ケックヮツ)起居恙なきや」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉五一)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐独行法・范冉〕

けい‐かつ‥クヮツ【契闊】

  1. 〘 名詞 〙 久しく対面していないこと。ぶさた。疎遠。けっかつ。〔広益熟字典(1874)〕

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普及版 字通 「契闊」の読み・字形・画数・意味

【契闊】けいかつ(くわつ)

ともに苦労する。久闊の意に用いる。魏・武帝〔短歌行楽府 陌を越え阡を度(わた)り、枉げて用て相ひ存す 闊談讌し、心に恩を念ふ 

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