奥山儀八郎(読み)オクヤマ ギハチロウ

20世紀日本人名事典 「奥山儀八郎」の解説

奥山 儀八郎
オクヤマ ギハチロウ

昭和期の版画



生年
明治40(1907)年

没年
昭和56(1981)年10月1日

出生地
山形県

経歴
上阪雅人に師事し、版画を学び、版画史研究家・石井研堂に江戸版画史を学ぶ。のち日本版画研究所を創立広重の「東海道五十三次」の復刻や風物版画を手がける。一方、日本のコーヒー史の研究者としても知られ、著書に「珈琲遍歴」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奥山儀八郎」の解説

奥山儀八郎 おくやま-ぎはちろう

1907-1981 昭和時代の版画家。
明治40年2月17日生まれ。上阪雅人(こうさか-がじん)にまなぶ。昭和3年日本毛織にはいり,木版多色刷りの広告版画を制作。6年フリーとなり,東京広告美術協会を設立する。戦後は日本版画研究所を創立し,初代歌川広重の「東海道五十三次」の復刻や風物版画を手がけた。昭和56年10月1日死去。74歳。山形県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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