デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奥村円心」の解説 奥村円心 おくむら-えんしん 1843-1913 明治時代の僧。天保(てんぽう)14年生まれ。奥村五百子(いおこ)の兄。真宗大谷派。明治10年朝鮮の釜山開港と同時に東本願寺釜山別院輪番となり,元山別院,仁川支院を開設。いったん帰国後,30年ふたたび朝鮮にわたり光州を中心に布教活動をおこなった。五百子とともに,学校の設立,殖産興業にもつくした。大正2年死去。71歳。肥前唐津(佐賀県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例