奥瀬一学(読み)おくせ いちがく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奥瀬一学」の解説

奥瀬一学 おくせ-いちがく

1790-1860 江戸時代後期の武士
寛政2年生まれ。陸奥(むつ)弘前(ひろさき)藩(青森県)藩士。天保(てんぽう)6年留守居組番頭格用人本役となるが,11年就任に反対していた津軽順承(ゆきつぐ)が藩主になり蟄居(ちっきょ)させられる。漢学にすぐれ,藩校稽古館でもおしえた。万延元年8月死去。71歳。本姓は鹿内。名は清簡。通称は和次郎。号は竜洲,鶴友。著作に「海備嚢(のう)」「雲竜問答」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android