女事(読み)にょじ

精選版 日本国語大辞典 「女事」の意味・読み・例文・類語

にょ‐じ【女事】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 女としてするべき事。女の仕事
    1. [初出の実例]「さて貞烈の徳をまもり、女事(ニョジ)をよくつとめ」(出典翁問答(1650)上)
    2. [その他の文献]〔礼記‐内則〕
  3. 女性とのつき合い。女色
    1. [初出の実例]「左大将藤原朝臣者、〈略〉先年於女事失」(出典:寛平御遺誡(897))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android