貞烈(読み)テイレツ

デジタル大辞泉 「貞烈」の意味・読み・例文・類語

てい‐れつ【貞烈】

[名・形動]女性貞操がかたく、しっかりしていること。また、そのさま。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「貞烈」の意味・読み・例文・類語

てい‐れつ【貞烈】

〘名〙 (形動) 操を堅く守って気丈であるさま。女性の操がすぐれて堅いさま。また、その操。
信長記(1622)六「貞烈(テイレツ)をまもる婦人などにあたへられ候てこそ、勧善懲悪の御政道にもまかりなるべきかの事」 〔杜甫‐八哀詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「貞烈」の読み・字形・画数・意味

【貞烈】ていれつ

貞節を守って雄々しい。唐・杜甫〔八哀詩、贈太子太師汝陽郡王〕學を好みて、貞烈を(たつと)ぶ 義形(あら)はれては、必ず巾(きん)を霑(うるほ)す

字通「貞」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android